ダンデライオン
「真澄、俺と出会ってくれてありがとう。」
涙が零れた。それはあたしの台詞だ。
「泣かないで。」
そっとあたしの涙を拭って、優しく包んでくれた。
「っ、ありがとう…。」
すっごく幸せだよ。
こんな綺麗な花を贈ってくれたことも、こうしてわざわざ会いにきてくれて、幸せだ。
「…びっくりした?学校どこだか知らないはずなのに。」
「う、うん。」
「ナーナから聞いたんだ。ここに真澄が通ってるって。」
奈穂美ちゃんが…
「初めて見たな、真澄の制服姿。―可愛い。」
「っ、恥ずかしい…!」
きっと耳まで真っ赤だ。このダリアみたいに。
涙が零れた。それはあたしの台詞だ。
「泣かないで。」
そっとあたしの涙を拭って、優しく包んでくれた。
「っ、ありがとう…。」
すっごく幸せだよ。
こんな綺麗な花を贈ってくれたことも、こうしてわざわざ会いにきてくれて、幸せだ。
「…びっくりした?学校どこだか知らないはずなのに。」
「う、うん。」
「ナーナから聞いたんだ。ここに真澄が通ってるって。」
奈穂美ちゃんが…
「初めて見たな、真澄の制服姿。―可愛い。」
「っ、恥ずかしい…!」
きっと耳まで真っ赤だ。このダリアみたいに。