世界で一番好きな人
「あ、来たね♪
じゃあそこ座って」
裕君は自分の座っている場所の正面を指した
「あ、はい」
私はすっごい緊張していて……
こんな沈黙耐えられないくらい
鼻息だって気になるし
冷や汗とか手汗とか半端ないし
何て言ったって、
目の前に裕君がいる。
この状況はやばい…
その沈黙を破ってくれたのはもちろん、
大好きな人。
「ねぇ」
ビクッ
って体が反応してしまって
更に恥ずかしかった。