世界で一番好きな人





「いやっしてないです///」




「嘘だ。耳赤くなってる」



えっ/////




「もうひとつのプレゼント、欲しい?」




おそらくにやけながら私の耳元でそう呟く



心臓の音が聞こえてしまいそうなくらい静か



裕君が私の耳に息を吹きかけるから…



恥ずかしすぎて、シーツをギュッて握りしめた




「いらないの?」



欲しい…が本音



でも

「どんなプレゼント…ですか?」




私も意地悪したくなった




「あっ…やるなぁ///」



/////



「それは彩が決めていいよ」



なっ//////




勝てない…



それは当たり前だけど…



私より恋愛経験も豊富だし



私の方が裕君のことずっと想ってるし



勝てるわけないけど





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