《企》Loveゲーム
「俺を本気にさせたら怖いよ?」
どこがよ…
アンタなんて全然怖くない
というより眼中にない。
「今のキスは挨拶代わりだから。よろしく」
「あんたなんて大っ嫌い!
もう関わんないでね」
あたしは荷物を持って
部屋を飛び出した。
あまりにも突然の事だったから皆ビックリしていた。
拓だけは、平然としてたけど。
早歩きで店を出る
お店に入った時は夕方だったのに、今は暗くなっている
「ほんと、最悪」
合コンなんてこなければ良かった。
だって元から仕込まれてたんでしょ?
だから皆あんなにすぐ仲良くしてたんだ。
そう思うと余計腹立だってきた