先生あなたは誰が好きですか?
第4章

不思議

江里子の様子がおかしい。

信介もそうだ。

何かがあったに違いない。

江里子も信介も何も言わない。

2人の気持ちが通じあったわけでは

ないのだけは分かる。

何故2人とも私に隠すのが

不思議である。

私は江里子を屋上に連れて行った。

「江里子最近、信介と一緒にいないけど

何かあったの?私に隠し事?」

「違うけど・・・・・。」

「私たち友達じゃないの!!

江里子なんて知らない。」と

その場を離れてしまった。
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