先生あなたは誰が好きですか?
「江里子。食べている?」と

典子と信介がやってきた。

今日から夏休み。

「うんん。食べていない。

いや食べたくない。このまま

死にたいの。」

「なんでそんなこと言うの。」

「先生を好きになった自分が

嫌いなの。何故先生を好きに

なったのか分からなくなってきた。」と

泣いてしまった。

「江里子。本気で先生が好きなんだ。」

「うん。どうしょうもないくらいに

好きで好きでたまらない。」

「江里子。先生に言った?」

「言えないよ。先生に映っている

人は私でないよ。私はただの生徒の

1人だから。先生いつも遠い目を

している。だから私は映らない。」

2人が黙っている時、誰かが

入ってきた。先生だった。

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