先生あなたは誰が好きですか？

日曜日佐藤と約束をした。

俺は朝から嫌な予感はした。

待ち合わせの場所に少し

遅れていった。ワザと。

そして佐藤の姿を見つけた。

佐藤の暗い感じが俺の答えを

的中させようとしていた。

「ごめん。遅くなって。」

「いいです。私が早く来たので・・。

先生。私先生の気持ちは嬉しかった。

けど、亡くなった義妹さんには

私は勝てません。

だから先生を先生として好きで

いさせて下さい。」と佐藤の気持ちを

聞いた俺は正直ショックだった。

俺があんな事を言ったばかりに

佐藤の心を傷つけた。