オッドアイ

♯4

「祐太。」

「・・・んと・・・あれ、僕死んだはずじゃ・・・」

「死んでなんかねーよ。爆発してから熱さでやられて気ぃ失ったんだ。」

「なんだ・・・てっきり煙吸っちゃったのかと・・・」

「大丈夫。それよりもう朝だから、学校行く準備しな。」

「うん・・・」

そう言って兄貴は部屋の扉を閉めた

昨日・・・

兄貴は・・・

「・・・っ」

兄貴が本物の銃を持って、

人を撃つ姿が思い上がった。


「・・・」


気のせいだよね・・・


< 13 / 41 >

この作品をシェア

pagetop