オッドアイ
♯3
「秘密って・・・どういうこと?」
「・・・だからさ、こんなテロに巻き込まれたなんて言ったら、皆心配するだろ?」
「・・・そっか。」
僕は兄貴が銃を持ってるとこなんて見てないけど・・・。
血を流しているテロリストを見てゾッとしてしまう。
まさかさっきのは兄貴が・・・
「よし、じゃあ出るぞ。」
「あ、うん。・・・どーやって?」
「大丈夫だ。来た道をまっすぐ行くだけだから」
来た道・・・どうやってこの建物に入れたんだろう・・・
その時だった。
ドカンッッと激しい爆発音がする。
「!?」
僕らのすぐ後ろの大きい本屋さんはすっ飛ばされた。
そして一瞬にして視界が赤になる。
「フフ・・・お前らも死ぬんだよ・・・」
兄貴に撃たれた方のテロリストが、ゼーゼーと言いながら
手元にボタンのような物を持ってた。
「本屋に仕掛けた爆弾よぉ・・・こりゃぁどんどん燃えてくぜ・・・」
「あっそう。じゃぁお前らはここで死ね。」
兄貴はテロリストにそう言い放った。
「行くぞ、裕太。」
「おい、待てょR・・・
爆弾はもう一ヵ所仕掛けてあるぜ・・・」
兄貴の足が止まる。
「お前達、Bエリアから出るつもりだな・・・?わりぃけどその辺りに仕掛けてあるからさ・・・」
兄貴が振り返る。
「どーするょ・・・
俺達と取り引きしねーか」
その瞬間テロリストの頭から血が噴出した。
僕はいつの間にか煙にやられて気を失っていた・・・。
あぁ、ちゃんと火事のときはハンカチで口を押さえなさいって
小学校で習ったのに・・・
「・・・だからさ、こんなテロに巻き込まれたなんて言ったら、皆心配するだろ?」
「・・・そっか。」
僕は兄貴が銃を持ってるとこなんて見てないけど・・・。
血を流しているテロリストを見てゾッとしてしまう。
まさかさっきのは兄貴が・・・
「よし、じゃあ出るぞ。」
「あ、うん。・・・どーやって?」
「大丈夫だ。来た道をまっすぐ行くだけだから」
来た道・・・どうやってこの建物に入れたんだろう・・・
その時だった。
ドカンッッと激しい爆発音がする。
「!?」
僕らのすぐ後ろの大きい本屋さんはすっ飛ばされた。
そして一瞬にして視界が赤になる。
「フフ・・・お前らも死ぬんだよ・・・」
兄貴に撃たれた方のテロリストが、ゼーゼーと言いながら
手元にボタンのような物を持ってた。
「本屋に仕掛けた爆弾よぉ・・・こりゃぁどんどん燃えてくぜ・・・」
「あっそう。じゃぁお前らはここで死ね。」
兄貴はテロリストにそう言い放った。
「行くぞ、裕太。」
「おい、待てょR・・・
爆弾はもう一ヵ所仕掛けてあるぜ・・・」
兄貴の足が止まる。
「お前達、Bエリアから出るつもりだな・・・?わりぃけどその辺りに仕掛けてあるからさ・・・」
兄貴が振り返る。
「どーするょ・・・
俺達と取り引きしねーか」
その瞬間テロリストの頭から血が噴出した。
僕はいつの間にか煙にやられて気を失っていた・・・。
あぁ、ちゃんと火事のときはハンカチで口を押さえなさいって
小学校で習ったのに・・・