あなたは、あたしの『運命の恋人』

「美佳子…?」

美佳子が、下を向いたまま、小さく呟いた。


「待って…」


「美佳子…?」


「行く…」


「えっ?」





「誠の部屋…行きたい…」


「美佳子…」


「行っても、い………」


俺は、美佳子の言葉を全部聞く前に

美佳子を抱きしめ



キスをした…





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