あなたは、あたしの『運命の恋人』
「美佳子」
ドキン!
思わず心臓の鼓動が激しく反応した。
ドキン…ドキン…ドキン…
「なにか、飲む?」
「えっ!?あっ…うん。」
「コーヒーでいい?」
「うん。」
「ミルクは?」
「うん」
「砂糖、いる?」
「うん。」
「今すぐ…抱いていい?」
「うん……えっ!?」
「クスっ。冗談だよ。美佳子、さっきから、「うん」しか言わないら、つい…ごめんな…」
「ううん。あたしこそ、ごめん。」
「いいよ。ゆっくりいこう。俺、待つからさ…」
「誠…」