貴様に届け――…
「い゛っでぇぇぇえ!!!!!」










「お前もっと優しくできねぇのか!!?」

「ごっごめん…」

鬼瓦のような顔でソラを睨みつけるユースケ。

ユースケは怪我をしながら帰ってきて、玄関の前で待っていたソラに捕まり手当をしてもらっている。

ジュンキはその場にいなく、トラに状況を報告しに行った。

「だから痛ぇっつーの!!」

「手当なんてしたことないんだもん」

包帯を奪い取り自分でやりながらソラを睨む。
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