貴様に届け――…
「その方に汚ねぇ手で触るんじゃねぇよ」
突如その場に第三者の声が響いた。
音も無く現れたのは、赤色の少年。
「お前等が触れていい方じゃねぇんだよ」
今にも飛び掛かりそうな勢いでドスの利いた声で低く唸る。
「なんだよテメェ!!!テメェには関係ねぇだろ!!!!?」
殴りかかってきた男の腕を止めたのは、銀髪の彼女。
「櫻舞狂走連盟十代目総長…トラといえばわかるだろう?」
.
突如その場に第三者の声が響いた。
音も無く現れたのは、赤色の少年。
「お前等が触れていい方じゃねぇんだよ」
今にも飛び掛かりそうな勢いでドスの利いた声で低く唸る。
「なんだよテメェ!!!テメェには関係ねぇだろ!!!!?」
殴りかかってきた男の腕を止めたのは、銀髪の彼女。
「櫻舞狂走連盟十代目総長…トラといえばわかるだろう?」
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