道
私も一緒に涙を流し、誰もいない廊下でただただ泣き続けた後、彼女の体を支え、とりあえず家に帰ることにした！

気の利いた言葉が見つからないまま彼女の家に到着。

「後でメールするね」っとだけ言って彼女を見送った。彼女からは何も返事はなかった。

こうゆう時のメールのタイミングがいまいちつかめず携帯を手にとっては置き、手にとっては置きを繰り返していた。

……その時携帯が鳴った……。彼女からだった。びっくりしすぎてすぐにはメールを見れなかった。

けど見ないとっと思いメールを開いた。内容は「いきなり泣いちゃってごめん。後何も話せなくてごめん。ありがとね」って感じだった。

まさか先に謝られるとは思ってなかった私はそっこう返信。「私こそごめん。何も言えなくて」それが私からの精一杯の返信だった。その後何通かのメールのやりとり後、疲れたせいか寝てしまった。

朝起きてふと思ったこと。

あいつ学校くんのか？

そう思ったら不安になりメールをした。返事は、もちろん行くよだった。安心して待ち合わせの場所で待っていた。けど……いっこうに来ない。
< 18 / 87 >
表紙・目次

この作品をシェア

pagetop