道
とだけ話、お姉さんは今日は別々に帰したほうがいいと判断したらしい。

私はその争い後、一人で勉強をしていたものの、彼女の事が気になっていた。きっとあいつの事だから明日からはこねーだろうなっという不安もあった。

正直一人でくる勇気はない。そう思っていたこともあってなおさら集中できなかった。

帰る時間になり、家についたあとでメールを送った。手をあげてしまった事を謝りたかったから……。

メール送信後、返信がしばらくこなかった。待っているのがいやでいやで、そわそわしていた。しつこく送りたかったけど彼女の性格的にしつこく送ったら絶対返してこないのをわかっていた。

送信してから1時間後ぐらいに返信がきた。彼女もまた誤ってきた。よかったぁ。仲直りできたっと思ったのも束の間。けど……あしたからは行かないから！

思っていたとおりの結末！わかったとだけ返した。

次の日から行きたくない気持ちをもちながらもただ高校にはいきたい一心で足を学校に運んだ。

一人でいくのもだんだん慣れはじめてきた。そんなある日、一つの試練がやってきた。
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表紙・目次

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