最初その話をきりだした時彼女はあからさまに嫌な顔をした。

でも、こっちもめげずに話し続けた。いつもより冷静にそしてやさしく、けど心配だという事を伝える為にも私は彼女をずっと見ていた。

そんな私の話を彼女は、いつも見せない真面目な顔で聞いてくれた。そして…………理解をしてくれた。謝ってもくれた。初めて本気で向き合えたような気がした。

長い付き合いの中で、私が一方的に怒り、彼女はいつしか私から逃げるようになり、ついには一切連絡がこない。なんて事たびたびあったから今回の出来事は私も、彼女も成長し、絆が強くなったような気がした。

彼女は、これからは素直になんでも話す。携帯にはでるようにする。そう私に約束し帰っていった。

その日から彼女は本当に何でも話してくれるようになった。少しずつではあるけど連絡もとりやすくはなった。親父の言った一言がまぢできっかけになり、二人の仲がもどった。

まぢ親父感謝です。

まぁー中二でそんな事があって中三でまたもめてを繰り返しなんだかんだで離れなかった親友。こいつ以外に友達はできないって中二では思っていた。
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