まさか…

どきどきっとゆうよりも不安だけでいっぱいの中、着慣れない制服をいっちょまえに着こなしたふりをし、クラス発表の紙が貼ってあるところまで足を運んだ。

気持ちを落ち着かせ紙に目をうつした。

知らない奴の名前ばかりのってる紙に知ってる奴がちらほら。男子は仲のいい奴が集まっていた。

まぁまぁラッキーと思いながら女子に目をむけた。

そして…びっくりした。小学校の時仲良くしていた彼女の名前が…………。

その時は特に気にもかけず「あいつ同クラなんだぁー」程度だった。いまさら仲良くなんかなれないし、第一あんな奴と仲良くなったら即いじめの対象っとも思っていた。

最低な自分。

クラスも決まり最初はそのクラスの教室に集合。何もかもわからないし、話し掛け方すらままらない私たち!当たり前のように同小の奴とグループになっていた。

不思議とこうゆう場になると普段仲良くなかったのに共通点が一緒ってだけで安心して話ができていた。

けど……しばらくすればそんなぎこちない雰囲気もなくなり、やはり近くの席にいれば友達って感じで誰かれかまわずこえをかけまくっていた。
< 9 / 87 >

この作品をシェア

pagetop