“俺様”大家の王国



「えっ?」

「どのくらいあるの? D?」

「まさか、そんなにないってば……」

「いくつ?」
 
春希ちゃんは、私の胸にきゅっと触れた。

思わず飛び退きそうになる。

「し、C……」

「C? いいわね、Cもあって……

私なんてエブリデーAカップなのに羨ましいわ」

「やだ、ちょっ……触るのなし!」


すっと距離をとって油断してたら、近付いてまた触られた。

というか今度は、揉まれた。

「わぅっ……ちょっと、やだってば……!」

「いいじゃない減るもんじゃないし」

「そういう問題じゃなくって……いやぁっ、くすぐったい!」
 

私が顔を真赤にして抵抗してると、どうやら春希ちゃんはだんだんテンションが乗ってきたようで、

いつの間にか私は、寄せられている机の前まで下がってしまっていた。


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