たまごやき2〜感情交差点

「ねえ、多分知ってると思うけどさ....」


「朱李のことだろ??」


「うん。」


「ごめんな。家帰れなくて」


「大学時代の友達んちにいるんでしょ」


「いや、ちょっと相談が.....」


「相談だけだったら、とっくに帰って来てるはずだよ」


「んまー、そうだな」




二人の間には何とも言えない微妙な空気が流れていた。







「ねぇ、要するにさめんどくさいんでしょ」
< 109 / 127 >

この作品をシェア

pagetop