たまごやき2〜感情交差点
だから今でも、怖いから塾には行かない。
てか、行けない。
塾と小学校と親の中での秘密だったはずなのに。
だから、同級生のみんなは知ってる。
みんなウチから離れていかなかった。
大丈夫だよ。
って声かけてくれたり、だから今こうやってこの学校にいられる訳だし。
小学校の先生に里菜に雇われたスパイがいたそうだ。
「辛かったね。」
春田先生が言った。
「もう、今日は帰れ。俺、送って行きますよ。」
って橋本。
「これじゃ、文化祭は中止ね。これから親と面談しよう。大丈夫。由佳が悪いんじゃないよ。悪いのは塾の先生と里菜よ。わざわざ、みんなの前で言う必要ないのにね。」
「今まで黙っていてごめんなさい。中学ではばれないって思ってた。考えが軽率だった。」
「そんなことないって。橋本先生、由佳送って行って。」
「分かりました。由佳行こう。」
ウチは立った。
.....バタン。
意識を失って倒れちゃった。
てか、行けない。
塾と小学校と親の中での秘密だったはずなのに。
だから、同級生のみんなは知ってる。
みんなウチから離れていかなかった。
大丈夫だよ。
って声かけてくれたり、だから今こうやってこの学校にいられる訳だし。
小学校の先生に里菜に雇われたスパイがいたそうだ。
「辛かったね。」
春田先生が言った。
「もう、今日は帰れ。俺、送って行きますよ。」
って橋本。
「これじゃ、文化祭は中止ね。これから親と面談しよう。大丈夫。由佳が悪いんじゃないよ。悪いのは塾の先生と里菜よ。わざわざ、みんなの前で言う必要ないのにね。」
「今まで黙っていてごめんなさい。中学ではばれないって思ってた。考えが軽率だった。」
「そんなことないって。橋本先生、由佳送って行って。」
「分かりました。由佳行こう。」
ウチは立った。
.....バタン。
意識を失って倒れちゃった。