忘れられぬ人
ナツキはいつまでもやさしかった
そんなナツキに彼氏ができた
初めてうちにナツキのことを
ナツキ自身からしゃべった
ナツキの彼氏は
アベ ハヤト
ナツキが言うには格好いいらしい
「お願い!今度デートについてきて!」
ナツキはある日そういった
「でもうち邪魔じゃね?」
「邪魔じゃないよ!お願い!ね?」
ナツキのかわいい顔にそんなこと言われたら
断れないよ~
「わかった!ただし向こうも一人連れてって
言ってくれる?」
「うん、わかった!ありがとね」
この約束でうちの人生は変わりまくる
ここでうちがキッパリ断っていたら
うちがひとりで付き添いに行っていたら
あの人と出会えなかったのかな・・・