金色の彼、赤色のあたし。



「んじやあな、那貴」



と、軽く挨拶して、頼まれた焼きそばを持ちながら、全力で馬場さん(おっさん)のところに行った。



ばたんっ



「すんませんした馬場さんっ!!」



「じやあ、それ、一気に!!三番テーブルに運んどけよ、佐伯」



げっ…。



まじだったのかよ!!



「絶対無理っすよ!!
馬場さん人使いあら」

「文句言うなら、バイト代引くぞ。」

「わかりました、やらせていただきます。」




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