可愛い小悪魔くん
「なんか…萌えるわっ♪笑」
小悪魔な笑顔であたしを見る。
なんだか健哉が可愛くて愛しくて……
「もっかい…。もう1回キスしてぇ…//?」
屋上にはあたしと健哉の2人きり。
こんなに積極的なあたし初めてかも…笑
「ほんと、今日の千春どうしちゃったんだろ?」
健哉の顔が一気に近づいた。
おでこが合わさって、唇まであと3cm。
あたしの鼓動は加速していく。
「でも、可愛い姫のお願いなら…っ」
王子様のような優しい笑顔をあたしに見せるとゆっくり唇が重なった。
「…んっ…はぁ」
誰もいない屋上に2人の甘い音だけが響いていた。