コスモス






「そうなの?それは寂しいね」




少女の顔は悲しそうに歪みます。



それを見るときつねも悲しくなります。





「そんなことないよ。
きみが僕の友達になってくれるなら」




少女は一瞬驚いた顔をしましたが


すぐに笑顔になり、うんと大きくうなずきました。




それを見てきつねもうれしそうにわらいました。





それから二人は明日また会う約束をして別れました。







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