コスモス





だんだんと日も暮れて、空がオレンジ色に染まり始めた頃


少女は立ち上がりました。




「そろそろ帰らなきゃ。またねきつねさん」




そう言うと少女はきつねに手を振って帰って行きました。




きつねはもっと少女のことを知りたくて、見ていたくて


少女の後をこっそりついて行きました。





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