ラブ・ストーリー
「おっ重いよ!!」

「大丈夫。なぁ、お前んちドコ?」

「お前じゃない」

いけない!そんなこと言っちゃった。やばい・・・どうしよう。

「・・・星野んちドコ?」

『星野』・・・そう言ってくれたのは神崎の優しさだよね。・・・ありがとう。

「●町の、コンビニの横」

「ちけぇーな。えっ?コンビにの横って家ちょーでかくねぇか?」

「そうかな?広くてもいつも1人だから寂しいだけだよ」

「そっか。・・・なら俺が毎日、遊びに行っちゃる」

もうすぐで家に着く。

いやだな~もっと神埼と話したっかたな・・・

って何思ってんだ?こんなの私じゃない。

「よし、到着」

「あっありがとう」

「いえいえってなぁ、なんかあったらすぐ俺に言えよ?絶対な?」

あっまた悲しそうな顔をしてる・・・

なんか、つらいな。

でも、私を想って言ってくれてる。そのことに感謝しよう・・・

「今日は、ありがとう。また明日ね♪」

「おう、またなほしっ、やっぱやーめた。またな。なぁな!!」

そういって走って帰っていった。私も言いたくて、

「バイバイ、陸!!」

って言ったんだ。そしたら振り返って、初めて会ったときのようにあの笑顔で手を振ってくれたんだ。

その笑顔は、私の心を癒してくれる薬になっているみたい。

『また、見たいな』そう、思ったんだ。

そして家に入り、すぐ寝ちゃいました。

いつもなら、寝れないのに・・・

こんなに寝たの何年ぶりだろ・・・

幸せな夢を見た気がする・・・

それも何年ぶりだろ・・・

明日もいい日になりますように。
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