Stand by・・・

めんどくさい依頼

とりあえず、落ち着こう。

おれは机の上の、ペットボトルに入ったウーロン茶を飲み干した。


「んでさ・・・」

「うん」

「・・・何から聞きゃいいんだ？」

「何でも聞いて」

「まず、何でここにいんの？まさかおれにおれに恨みがあるとか？」

「うーん、それがわかんないの」

「わかんない！？」

「気付いたらあなたの部屋にいたの。ほんと何でかは、こっちが聞きたいくらい」

「いやいや、おれの方がもっと聞きたいけど」

「まぁ、そうだろうね。ふふっ」


笑い声がかすかに聞こえた。

呼吸してないのに、よく噴出せるよなぁ・・・