夢月

「おぅ。久しぶりだな。」 なんか、気の利いた言葉が見つからない。


「久しぶりだね元気にしてた？」
久しぶりに見るからかな？こんなに、小さい奴だったかな？

「亜希。雰囲気違うね。メガネかけたの？」「あぁ、目が悪くなってね。授業中しかかけないけど、夜は解りづらくてね」

早く、お前を見つけたかったからなんて言えれば楽なのかな？ 笑える。絶対に嫌だ。

「亜希。座らない？ 月、綺麗だよ。」
「あぁ。そういえば、お前と初めて会う前の日も、月すごい綺麗だった。」
「え？そうだったの？全然覚えてないや…」
「だろうな。お前、暗かったもんな」
「え～ 最低…」

久しぶりに、話すと懐かしさと好きな気持ちがあふれでた。

なんか、話し覚えてないけど、いっぱい話した。