夢月
二人で布団に入った…
亜希が左であたしが右。
正直ちょっとまずいと思ってた…あたしは、かなり寝相が悪い…
右だと床に落ちる。でも、左だと亜希を蹴るわ殴るわする気がする…
「美月大丈夫? 狭くない?」
「え? ううん。大丈夫だよ」
あぁ、嘘だ。 あたしの寝相見られたら、嫌われるかな…
「ほんとに久しぶりだな…。 俺たち、やっと一緒にいられるんだね…」
「うん。あたしも、嬉しい。やっと、向き合えたから…。こんな事言ったら駄目かもだけど、りりぃちゃんが亡くなってから、あたしは亜希に絶対思いを伝えられないって、思ってた。けど、昨日ね。夢で、りりぃちゃんがちゃんと伝えなきゃ駄目だって、言われたの」
「やっぱり。 昨日、俺にも愛利が出てきた。美月にちゃんと思いを伝えろって。」
りりぃちゃん……
あたしたちは、りりぃちゃんに守られてるのかな?
りりぃちゃん。ごめんね。大好きなお兄さん。取っちゃったよ… だけど、絶対亜希を守るからね…だから、見てて…りりぃちゃん
亜希が左であたしが右。
正直ちょっとまずいと思ってた…あたしは、かなり寝相が悪い…
右だと床に落ちる。でも、左だと亜希を蹴るわ殴るわする気がする…
「美月大丈夫? 狭くない?」
「え? ううん。大丈夫だよ」
あぁ、嘘だ。 あたしの寝相見られたら、嫌われるかな…
「ほんとに久しぶりだな…。 俺たち、やっと一緒にいられるんだね…」
「うん。あたしも、嬉しい。やっと、向き合えたから…。こんな事言ったら駄目かもだけど、りりぃちゃんが亡くなってから、あたしは亜希に絶対思いを伝えられないって、思ってた。けど、昨日ね。夢で、りりぃちゃんがちゃんと伝えなきゃ駄目だって、言われたの」
「やっぱり。 昨日、俺にも愛利が出てきた。美月にちゃんと思いを伝えろって。」
りりぃちゃん……
あたしたちは、りりぃちゃんに守られてるのかな?
りりぃちゃん。ごめんね。大好きなお兄さん。取っちゃったよ… だけど、絶対亜希を守るからね…だから、見てて…りりぃちゃん