夢月
なんか緊張するな… 新しい家。美月と二人で暮らすんだ…

結局、家賃は美月のお母さんと奈月さんが払ってくれる事になった… 俺たちも、月曜日 水曜日に美月がバイト。火曜日 木曜日に俺がバイト。金曜日に二人でバイトをする事にした。

食費やなんかは、俺の親が援助してくれるらしい。
親に話したら、2つ返事でOKだった。

「亜希。手伝ってよ」 「あ、悪い。運ぶからいいよ」

結構綺麗な家だな… あらかた、荷物も運び終わって、少し休憩する。

「なんか、亜希。ごめんね。無理矢理だったよね」
「いや、俺も家にいたくなかったし…美月と一緒にいれるからな。ただ、ただ学校では違反だから言えないけどな」

「あはは。あたしもだ」


新しい家。美月との生活。なんか、結婚したみたいだな…。
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