夢月
「おはよう。」
「うす。亜希。新しい家はどうだ?」
「悪くないな。てか、お前ばらすなよ?」 「大丈夫だよ。んな事ヘマしねぇって」
隆博。俺の一番の親友だ。美月と二人で暮らしているのも知っている。
新しい家にすんでから、登校にバスを使わなければ行けない。
起きるのは早くなったが、楽しくなったのは事実だ。

「そう言えばよ。お前らやったの?」
「いや。」
「は?二人暮らしなのに?毎日かと思ってた。」

「キスもしてないぞ」「マジでお前、損してるぞ」

わかってるよ。でも、進む勇気があまりないんだよ…
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