夢月
「あまり、見ないでね…」

「無理だろ。見えるだろ」

あたしは、何を大胆な事をしてるのだろう…いきなり、引くかな?
「亜希…。シャワーかして。」
亜希は何も言わずにシャワーを差し出す。 あたしは、浴びる。 お互いに無言…

「美月。先に上がろうかな…」
「ちょっと待って。」
あたしは……
「亜希。あたしの、体触って…」
「え?」

あぁ、言っちゃった。亜希引くかな…

「美月…。……。良いのか?」

「うん。」

あたし、言っちゃった…
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