夢月

「AVって…。エッチなビデオだよね？なんで、持ってるの？」

「え？さっき借りたから」

驚いた…。あたしが、映画を選んでいる間に、亜希はエッチなビデオを借りていた…


「始めてだし…。見たら、なんか解るかなって…」
「なんで借りたの？」「いや…。俺も、ちょっと気持ち的に…。 ね？」

ね？じゃないし…
でも、あたしたちは進むんだ…。

「いいよ…。見ようか？」

「あっ…。うん」

亜希が、プレーヤーにＤＶＤをセットした。

それから、約30分…

「あんな事するんだね…」
「うん。そうだな…」

「とりあえず、トイレ」
「亜希。あたし、寝室にいるから…」
こういう時って、女の子の方が強いよね…

「あん。解った」

あたしは、寝室に向かった。