夢月
亜希が寝室に来た。 あたしは、裸だ…。 恥ずかしいから、ベッドで横向きに寝る。
ごそごそ



亜希が入ってくる。 「美月?寝てないよな?」
「寝れる訳ないでしょ?」


「そっか…。だよな」



亜希が、あたしの腰に手を廻す…
体がビクンとなる。 「ごめん。嫌かな?」
「ううん。あたしは、大丈夫だよ」


あたしたちは、初めて結ばれた…

痛かっただけで、何も覚えてない…



初体験って、こんなになるんだ…
あたしは、やっと亜希と一つになった…
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