ekolu†3

俺は軽く手をあげ、走っていく風歌の後ろ姿を見送った。


あまり高くない背と、細っこい体。


そんなんであんなきかない子供、育てていけるのかよ。
なんて心配しつつ。


…俺はゆっくり手を降ろす。


心の中の切なさが、広がるのと同じスピードで。


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