ekolu†3
なんて心の声が聞こえたのか(聞こえるわけねぇ〜)、冬歌がくるんと振り返った。
びくんっとしたあたしに一言。
「ついてくんじゃねぇよ、バーカ」
はぁ!?
時間差でフツフツと怒りが込み上げてきた。
なぁんでアンタにそんなこといわれなきゃならないのよ!?
昔からムカつく奴だったけど、今日という今日はマジでキレた!
「バカはアンタでしょ!?」
シカトの冬歌。
「あたし、知ってんだからね!アンタの…」