英雄達は最後に笑う…?
序章〜始まりはカレーの匂いから〜
『あ、今人質が解放されました!無事です!皆無事です!人質でありながら警察と協力し犯人を逮捕させた少年は誰でしょうか!?』
人質の列の最後の少年が出て来るとフラッシュがさらに焚かれる。
『あ、あの少年です!な、名前は…つきかげ…?月影誠君です!あ、あの!貴方の活躍で無事犯人が捕まりました!貴方はヒーローですよ!なにかコメントを!』
マイクが一斉に突き付けられる。
「あ〜…。まぁ…運が良かったんだよ」
月影はパトカーに誘導される。
『あ、人質として犯人逮捕に協力したのはどんな気持ちですか!』
『なにかコメントを!』
『どうやって犯人を捕まえたので!?』
世界を騒がせた銀行立て篭もり事件から約5年。
今は既に大学生となった月影の元に一通の手紙が来た事から話は始まる…。
人質の列の最後の少年が出て来るとフラッシュがさらに焚かれる。
『あ、あの少年です!な、名前は…つきかげ…?月影誠君です!あ、あの!貴方の活躍で無事犯人が捕まりました!貴方はヒーローですよ!なにかコメントを!』
マイクが一斉に突き付けられる。
「あ〜…。まぁ…運が良かったんだよ」
月影はパトカーに誘導される。
『あ、人質として犯人逮捕に協力したのはどんな気持ちですか!』
『なにかコメントを!』
『どうやって犯人を捕まえたので!?』
世界を騒がせた銀行立て篭もり事件から約5年。
今は既に大学生となった月影の元に一通の手紙が来た事から話は始まる…。