英雄達は最後に笑う…?
二章〜殺人ピエロは深夜に微笑む〜
火螺結衣はウキウキしながら歩く。
右手には封筒を持っている。ついさっき、上司から仕事を頼まれたばかりだった。
「本来は月影君に頼むべきなんだが彼が見当たらなくてね。変わりに渡してくれないか?」
「はぁ…。仕事ですか?」
「そうだよ。今回は君達だけで行ってもらおう」
「…本当に!?」
「ああ、頑張りたまえ。前園君に感謝するんだな。彼が推薦してくれた」
「あ、ありがとうございます!」
「じゃ、後はよろしく」
さてと。
火螺は周りを見渡す。
あの二人は何処だ?地下の射撃場に居るって言ってたけど…。
火螺は適当なドアを開ける。すると竜崎の姿が見えた。
「あ、ここに居たんだ」
「おぉ、火螺か!ちょうどいい。見ててくれ」
竜崎が射撃をするのか銃を構える。
狙いは的だが…
「月影!?」
的が置いてある筈の場所に月影が立っていた。
右手には封筒を持っている。ついさっき、上司から仕事を頼まれたばかりだった。
「本来は月影君に頼むべきなんだが彼が見当たらなくてね。変わりに渡してくれないか?」
「はぁ…。仕事ですか?」
「そうだよ。今回は君達だけで行ってもらおう」
「…本当に!?」
「ああ、頑張りたまえ。前園君に感謝するんだな。彼が推薦してくれた」
「あ、ありがとうございます!」
「じゃ、後はよろしく」
さてと。
火螺は周りを見渡す。
あの二人は何処だ?地下の射撃場に居るって言ってたけど…。
火螺は適当なドアを開ける。すると竜崎の姿が見えた。
「あ、ここに居たんだ」
「おぉ、火螺か!ちょうどいい。見ててくれ」
竜崎が射撃をするのか銃を構える。
狙いは的だが…
「月影!?」
的が置いてある筈の場所に月影が立っていた。