恋はモウモク
先にドリンクが来て、少し待つとどんどん料理が運ばれて来た。

まずは、

『かんぱぁ~い!!お疲れ様~!』

お互い一口飲んでから、

「うわぁ!おいしそうだね~
やっぱりこのチーズフォンデュからだよね~!」

「だなっ。」

私はブロッコリーに、平塚クンはソーセージにチーズをからめて・・・

「おいし~っ!!」

「うまっ!」

他の料理もどれもおいしくて、トマトもバナナもついてなかったし、
残さず、きれいに食べてしまった。

その後、ドリンク2杯目を注文して、少しゆっくり話しながら1時間くらい居て、店を出た。

お会計の時、どうしたらいいんだろ???って悩んだけど、初めての食事でおごってもらうのも気が引けて、なんだか妙に、

”私、年上なんだ!”

って、思っちゃって・・・

「割り勘にしよっか。」

と私が言うと、

「いいの?・・・・じゃあ・・・割り勘でっ。」


ぜんぜん嫌な気はしなかった。

だって、今までタイちゃんとだって、大抵割り勘にしてたから・・・

< 65 / 84 >

この作品をシェア

pagetop