多良カハロの告知板
以上、2009年4月28日付更新部分のあらすじでした。

だいぶのページになりましたので、適当なところで切り上げないといけません。少々難しいところにいる昨今です。そんなところで。


2009/05/01.

付記:本作の用字用語用例について、ひとつ問題があることを指摘しておこうと思います。先行する名詞節を受けるときの格助詞「と」について、読点をその前に打つ場合と後に打つ場合、というように「よれて」いる点です。実は本人は通常、「前に」打っています。文法的には「後ろ」が推奨されています。「意味のとりやすさ」からいうと、たしかに後ろにとったほうがよいのです。しかし、文章の「リズム」からいうと、前に打ったほうがリズムがよいのです。そういうわけで、できるだけ「前に」打つようにしているのです。ただ今回の文章では「かな書き」が多いために、前に打つと視認性が悪くなります。たとえばこの文章でも、「物神性だ、とまとめる」という表現が出てきますが、動詞「トマトメる(止ま留める?)」なるものがあると思って読んでしまうような、そういう「感覚」が生じてしまうということです。思いあまって、両方に打つようなこともたまにあります(「物神性だ、と、まとめる」ということですね)。ちなみに文法的には、「物神性だと、まとめる」になります。この表記のよれについてはいまだ「定説」が自分の中ではできていませんので、今後も当分、その場の感覚にしたがって、前に/後ろに打つことになると思います。気になるひとには鬱陶しいところですが、ご容赦のほどを。
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