多良カハロの告知板

090428、多良カハロにとっての「労働の価値」

おはようございます、多良カハロです。指摘するかたがありまして、ここでわたくしの立場をご説明しておいたほうがよろしいようですので、以下、述べさせていただきます。

一言で申し上げれば、私にとって労働価値説は、パレート最適性を補完する可能性のある諸ルールのうちの一候補です。

パレート最適とは、「分配がうまくいっているかどうか」の基準のひとつで、言うなれば、「全部を配りきった」状態をさしています。しかしこれは、たとえばサッカーを例にとるならば、「中田ヒデひとりが年収3億円を獲り、ほかのJリーガーの年収は100万円」のときも、「Jリーガー全員が年収500万円」のときも、どちらもパレート最適になる、ということです。このとき、どの状態を選べばいいのか、という点で、もうひとつ、ルールが必要になるはずのではないか、と考えるわけです。

そして、このルールのひとつの「候補」として、労働価値説があると、私は考えます。


以上、自己紹介代わりです。
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