君の笑顔に…
「………ムカつく」



こみ上げてきた怒りを抑えることができなかった


わたしは今までのことがウソみたいに音の鳴る方へ突っ込んでいった



でもそこにはなにもないし、誰もいない

「もうなんなのよ!!

あれだけ怖がらせて見に来たらこれ?

幽霊でもなんでもいいからでてきなさいよ!!!」



そう叫んでみても状況は変わらない



ふ~


ため息をついて少し落ち着いたわたし



だけど次の瞬間首筋に妙な感触が・・・



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