君の笑顔に…
メールを送って10分くらいしても、返信がない



寝てるのかなあ?



そう思ったときだった



「準音~電話よ~」


下から聞こえてくるお母さんの声



「だれ?」



「橘君て男の子」



ええっ!!渡月!?



慌てて階段を降りて子機を片手に部屋へと戻る



「ど、どうしたの?」



「は?メールしてきたんお前やんけ。あれなんなん?香澄ちゃんの為に協力してって」




…気付いてないの?


鈍っ!!



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