だいすき。





高1の夏―






いつものように悠とファミレスで話してた。






そして、






悠が





「俺んち来る?」






って。





何気悠の家に行ったことはなかった。






どうして急に悠がそんな事を言い出したのかは分かんなかったけど、






行くことにした。








二階建の一軒家だった。






家に入った途端、





懐かしい匂いがした。







お祖母ちゃん家の匂いだ…





すぐにここが気に入った。





「あのさ…奈緒。」






「ん?」






「急で悪いんだけど…Hしね?」







あたしは悠が好きだったし、






何のためらいもなかった。





だから、





やった。






意外と悠とのセックスは初めてで、







何気、気持ちよかった。







まあ、悠のセックスが上手いだけなんだけど。







でもただのセックスと違って、






悠の温かさを感じた。






「奈緒…まぢ愛してる」






「あたしも愛してるよ」





1時間後、





結構激しくて、体も疲れた。





2人で布団にくるまりながら






誓ったんだ。







「俺達、どんな事があって一緒なっ♪」







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