リモージュに包まれて



でも、

カレも辛いのは

解っていたし




私も

我慢をすると決めたのに

情けなかった・・・。




列車が来るまで

暫く泣いていたと思うけど

その間もカレは、

呆れる事もなく

優しく

抱きしめてくれていた。


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