茜〜青空の向こう〜
『違う。
そうやって、間接的に愛瑠のコトを想ってた。』


「…」


何も言わない淳也に瑠奈は、微笑み言った。


『だから、あのコトはきっかけに過ぎなかったってコト。』


「そっか。
なぁ、瑠奈」


『何?』


「…忘れろよ。」



『…?』



< 25 / 41 >

この作品をシェア

pagetop