ミラクル☆レイナ
レイナと学校祭
球技大会が終わると、休む間もなく学校祭の準備期間に入った
「ねえねえ!学校祭って何!?」
学校祭の催し物を決めている時、レイナちゃんは球技大会の時と同様、興味津々な顔をして私にそう問い掛けてきた
「……学校祭っていうのは……学校でお祭りをする事だよ。それぞれのクラスや部活でお店を出したり、劇をやったりするの。それも確か、来てくれた人にアンケートを取って、人気ランキング上位に入った店には景品があったはず……」
「何それ!楽しそうー!で、うちのクラスは何やるの!?」
「……だから、それを今、決めてるんじゃない」
そういえば、私は今まで学校祭にも良い思い出がない
友達がいなくて、一人で模擬店を回るのは凄く悲しかった
劇やバンド演奏を見ようにも、一人で見ている人なんかいなくて、学校祭なんて、そんな行事、何でやるんだろうって、いつも一人、行くところもなく、盛り上がる校内の片隅に座りながら、そう思っていた
「ねえねえ!学校祭って何!?」
学校祭の催し物を決めている時、レイナちゃんは球技大会の時と同様、興味津々な顔をして私にそう問い掛けてきた
「……学校祭っていうのは……学校でお祭りをする事だよ。それぞれのクラスや部活でお店を出したり、劇をやったりするの。それも確か、来てくれた人にアンケートを取って、人気ランキング上位に入った店には景品があったはず……」
「何それ!楽しそうー!で、うちのクラスは何やるの!?」
「……だから、それを今、決めてるんじゃない」
そういえば、私は今まで学校祭にも良い思い出がない
友達がいなくて、一人で模擬店を回るのは凄く悲しかった
劇やバンド演奏を見ようにも、一人で見ている人なんかいなくて、学校祭なんて、そんな行事、何でやるんだろうって、いつも一人、行くところもなく、盛り上がる校内の片隅に座りながら、そう思っていた