ミラクル☆レイナ
カズくんを探していると、廊下の向こうにカズくんが居るのが見えた

「カズくん!」

私の声を聞いて、振り返ったカズくんは学校中を走り回って、息を切らしている私を不思議そうな顔で見ていた

「…三和?」

私は、そんなカズくんを見ながら、意を決して言った


「……カズくんに……どうしても伝えたい事があるの……」



私は、何も言わず、じっと私の目を見つめているカズくんの事を見ながら口を開いた
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