ミラクル☆レイナ
「だけど……だけど、その後からだんだん話す事も無くなってきて……、私、本当は、凄く、凄く寂しかった……。……いつもカズくんともっと話したいって思ってた……。

……だから、たまにカズくんとちょっとした事で話す事が出来た日は嬉しくて嬉しくてたまらなかった……

そんな時、レイナちゃんが来てくれた……。

レイナちゃんが来てからは、カズくんと話す機会が前よりもずっと、ずっと増えて、まるで昔に戻ったみたいだなって思ってた

昔みたいにカズくんと話せるのが嬉しくて、大嫌いだった学校も大好きになった―――

毎日、学校に行くのが楽しみで、楽しみで仕方なかった―――
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