ミラクル☆レイナ
……結局、寸での所でレイナちゃんを止めた私は、彼女を連れて人間用のトイレに連れていき、何とかトイレの仕方を教えた……




私が、トイレの前でため息を吐いていると、中からは何も知らない屈託のない声が聞こえてきた



「なるほどー!こーやってするんだね!にしても人間って頭良いねー!アタシはてっきり便器にまたがってするのかと思ったよ!」








…私は、その声を聞いて、更に深いため息を吐いた













……犬なのだから仕方ないけど、トイレの仕方も分からないなんて、先が思いやられる―――…
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